独学でITスキルを習得するための学習ロードマップ
「ITスキルを身につけて転職したい!」
「プログラミングを独学で学びたいけど、何から始めるべき?」
こんな疑問を持っている方に向けて、本記事では独学でITスキルを習得するための最適な学習ロードマップを紹介します。
手順通りに進めていくだけで振り返ってみればITスキル保持者になれるように書いていきます。
最適な学習の流れを知り、効率よくスキルを習得しましょう!
1. ITスキルを学ぶ目的を明確にする
まずは、ITスキルを学ぶ目的を明確にしましょう。目的によって、学ぶべき分野や言語が異なります。どんな弓矢の名手でも的がなければ矢を射ることができません。
① エンジニア転職を目指す
→ プログラミングスキルを習得
- フロントエンド開発(HTML, CSS, JavaScript)
- バックエンド開発(Python, PHP, Ruby)
- データベース(MySQL, PostgreSQL)
エンジニア転職を目指す場合でもやはり需要があるジャンルを学ぶことが成功への近道となります。
フロントエンド開発とは、普段私たちが触れることの多い画面上に表示されるものなどで、バックエンド開発とは、ソフトやアプリを動かしているコンピュータ側の技術です。データベースはそれぞれクライアントが使用したデータを保管したり、改善に役立てたりします。また、データを入力し分析したりする仕事です。
② 副業で稼ぎたい
→ Web制作や自動化スクリプトを学ぶ
- HTML / CSS / JavaScript(Web制作)
- Python(スクレイピングやデータ分析)
- WordPress(ブログ・Web制作)
副業で稼ぎたいと思っているなら、Web製作などの案件は多いです。しかし、Webページを作成できる方は意外と多く、参入障壁が低いため、他のワーカーとの差別化をしなければなりません。技術、知識をより多く必要とするものは開始するまでの労力がかかりますが、長く稼ぐことには向いています。
どちらにせよやってみないことには稼げるようにはなりませんので、自分のできそうなところからコツコツやっていきましょう。
③ ITリテラシーを向上させたい
→ IT基礎知識を身につける
- コンピューターの基本(OS, ネットワーク)
- Excel / Googleスプレッドシートの活用
- セキュリティ基礎(ウイルス対策、パスワード管理)
リテラシーとは活用力のことを指します。基本を押さえておくことは必須です。
より深く知りたい場合は、ネットワーク層やセキュリティーなど分野によって専門的に研究がされているので掘り下げてみましょう。
2. ITスキルの学習ロードマップ
ステップ①:プログラミングの基礎を学ぶ(1〜2ヶ月)
まずはプログラミングの基本を学びましょう。
- HTML / CSS – Webページの作成
- JavaScript – 動的な処理を追加
- Python – 簡単な自動化スクリプト作成
おすすめの学習サイト:
上記のサイトでは基礎的なことが問題なく学べます。まずは無料でやってみて、必要に応じて有料登録するようにしましょう。
ステップ②:実践的なプロジェクトを作る(2〜3ヶ月)
基礎を学んだら、実際にアプリやサイトを作ってみましょう。
- 簡単なブログサイト(HTML / CSS / WordPress)
- ToDoアプリ(JavaScript / React)
- スクレイピングツール(Python)
簡単なブログサイトやTodoアプリは基礎的な知識だけで作ることができます。実際に使用するには、もっと使いやすいアプリなどが簡単にダウンロードできるため、ここでは自分が実装したい機能がしっかりついているかを確認する意味合いが強いです。
ステップ③:ポートフォリオを作る(3〜4ヶ月)
学んだスキルを活かして、ポートフォリオを作成しましょう。
- 自作のWebアプリを公開(GitHubやHerokuを利用)
- コードの質を意識して書く
ステップ②で作ったアプリなどを活用して、自分のスキルは今どのくらいなのかを周りの人へ可視化できるようにしましょう。
ステップ④:実務経験を積む(4〜6ヶ月)
副業や転職活動を始めるために、実務経験を積みましょう。実務経験を積むためには案件を獲得する必要があります。③でつくったポートフォリオを元に案件獲得を目指しましょう。
最初はクラウドワークスなどで個人の案件を受注し、慣れてきたら法人の案件を受注するとよいでしょう。
おすすめの案件獲得サイト:
3. 効率的な学習のポイント
独学で成功するためには、以下のポイントを意識しましょう。
① 目的を明確にする
「エンジニア転職」や「副業で稼ぐ」など、目標を決めると学習の方向性がブレません。
② 毎日コツコツ学習する
「1日30分でもいいから毎日継続すること」が大切です。長時間やるよりも、短時間でも毎日続ける方が効果的です。1日で10時間やっても10日後には忘れていることが多いです。1日1時間ずつ10日やった方がスキル定着の効果があります。
③ アウトプットを増やす
学んだことを実際に使うことで、理解が深まります。簡単なアプリやWebサイトを作りながら学びましょう。私の感覚としてはインプット3割、アウトプット7割くらいだと感じています。
④ コミュニティを活用する
独学は孤独になりがちですが、SNSやオンラインコミュニティを活用すると挫折しにくくなります。質問がすぐにできる環境や、周囲の人と励ましあいながらできる環境を整えましょう。また、ここで大切なのはなるべく実際に成功しているエンジニアと交流を持つことです。周りに成功者ばかりのコミュニティーに属すると成功することが当たり前に感じられます。
4. まとめ
独学でITスキルを習得するには、正しいロードマップを知り、効率的に学習することが重要です。
- プログラミングの基礎を学ぶ(1〜2ヶ月)
- 簡単なプロジェクトを作る(2〜3ヶ月)
- ポートフォリオを作る(3〜4ヶ月)
- 実務経験を積む(4〜6ヶ月)
これらのステップを実践すれば、独学でもITスキルを習得し、キャリアアップが可能です!まずは1番から取り掛かりましょう。
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