英語の時制を完全マスター!12時制の使い方を例文付きで解説
英語を学ぶ上で重要なのが「時制(Tense)」の理解です。
英語の時制は、日本語とは異なり、動詞の形を変えて時間の流れを表します。
「現在形」「過去形」「未来形」など、基本的な時制は知っていても、
「現在完了形と過去形の違いは?」「進行形はどんな時に使う?」といった疑問を持つ人も多いでしょう。
意外と日本語と共通する部分も多いので苦手意識を持たず、学習していきましょう。
この記事では、**英語の時制(12時制)を例文付きでわかりやすく解説** していきます!
【1. 英語の時制とは?】
英語の時制は、大きく分けて **3つの時間(現在・過去・未来)** と、
**4つの形(単純形・進行形・完了形・完了進行形)** を組み合わせた **12時制** があります。
時制 | 例文 |
---|---|
① 現在形(Present Simple) | I play soccer.(私はサッカーをする) |
② 現在進行形(Present Continuous) | I am playing soccer.(私はサッカーをしている) |
③ 現在完了形(Present Perfect) | I have played soccer.(私はサッカーをしたことがある) |
④ 現在完了進行形(Present Perfect Continuous) | I have been playing soccer.(私はずっとサッカーをしている) |
⑤ 過去形(Past Simple) | I played soccer.(私はサッカーをした) |
⑥ 過去進行形(Past Continuous) | I was playing soccer.(私はサッカーをしていた) |
⑦ 過去完了形(Past Perfect) | I had played soccer.(私はサッカーをしたことがあった) |
⑧ 過去完了進行形(Past Perfect Continuous) | I had been playing soccer.(私はずっとサッカーをしていた) |
⑨ 未来形(Future Simple) | I will play soccer.(私はサッカーをするつもりだ) |
⑩ 未来進行形(Future Continuous) | I will be playing soccer.(私はサッカーをしているだろう) |
⑪ 未来完了形(Future Perfect) | I will have played soccer.(私はサッカーをしているはずだ) |
⑫ 未来完了進行形(Future Perfect Continuous) | I will have been playing soccer.(私はずっとサッカーをしているだろう) |
【2. 各時制を詳しく解説】
✅ 現在形(Present Simple)
現在形は「普遍の事実」や「習慣」を表します。普遍の事実や習慣は過去も未来も当てはまるので、現在形を「現在」と捉えるのは間違いです。現在形をしっかりと表すなら、過去、現在、未来すべてにおいて該当する形です。
例文:
- He works at a bank.(彼は銀行で働いている)
- The sun rises in the east.(太陽は東から昇る)
✅ 現在進行形(Present Continuous)
「今まさに行われている動作」を表します。
例文:
- She is reading a book.(彼女は本を読んでいる)
先述のI work at a bank.は、いつも銀行で働いているということになり、普段は銀行で働いていないが、今ちょうど銀行で働いている場合は、I am working at a bank.となります。
✅ 現在完了形(Present Perfect)
「過去の出来事が現在に影響を与えている」場合に使います。
例文:
- I have lost my keys.(鍵をなくしてしまった)
だから今、鍵を探しているなど現在に影響を与えている場面で使用します。
✅ 現在完了進行形(Present Perfect Continuous)
「過去から現在まで継続している動作」を表します。
例文:
- She has been studying English for 2 years.(彼女は2年間英語を勉強している)
✅ 過去形(Past Simple)
「過去の出来事」を表します。
例文:
- I went to Paris last year.(去年パリに行った)
✅ 未来形(Future Simple)
「これからの出来事」を表します。
例文:
- I will call you tomorrow.(明日電話します)
未来系にはwillのほかにもbe going toを使う場面もあります。どちらを使うかは場面によってニュアンスが変わるので、詳しくは別の記事で紹介します。
【3. まとめ】
- 📌 **英語には12の時制がある!**
- 📌 **現在・過去・未来の時間軸と、単純形・進行形・完了形・完了進行形を組み合わせて使う!**
- 📌 **それぞれの時制の違いを理解すれば、正しい英語表現ができる!**
時制をマスターして、自然な英語を話せるようになりましょう!自制は多くの人が躓くポイントです。理解できないと思うのが普通です。しかし、なんども理解しようと努力すれば英語スキルの向上に役立つ単元です。あきらめずに頑張りましょう。
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